2007-07-21から1日間の記事一覧

おとうと

幸田文 新潮文庫 語り手の弟が、当時の不良扱いされたせいで どんどん堕ちていき悲しい結末を迎えるのだが、 仲の良い姉の視点で書かれているので、よけい悲しさが強調されるのだろう。 素直な気持ちで読める、非常に美しい姉弟話だ。