2013-06-02から1日間の記事一覧

みずほ草紙 第1巻

花輪和一 小学館 なんだろう。裏『遠野物語』といった印象。 実際舞台は遠野だし。時代は大正か昭和初期ぽい。 各話タイトルも話も妖怪に絡んでいるが、 内容は嫁姑問題や認知症の老人のことなど なんだか現実世界の重さが語られていてかえって恐ろしい。

風童 ーかぜわらしー

花輪和一 小学館 戦国時代の頃と思われる とある山間の村が舞台である。 生きていることで起こる悩みに対して、 タイトルである風童と思われる謎の子供が それに対する答え的なことを教える。 何とも不思議な話だった。

とげぬきハトちゃん

久世番子 新書館 地味だけど、中学二年生の頃の日常ってこんな感じ。 前作を読んでいないのでよくわからないが、 ハトちゃんの世界って現在なの? 昭和の終わり〜平成初期の頃と言われても違和感がないので。 基本的にメインキャラがぶれないところがいい。