加藤幸子/著 新潮社 日本の「家」社会の物語。 純粋なフィクションではなく、著者の家の話がモデルになっているらしい。 前半は祖母視点の話で後半は孫娘視点の話。 家系の話だが、なぜだか久男叔父に焦点を当てている。
前巻の双子の話がうるさ過ぎて食傷ぎみだったが、 アミルの話に戻って落ち着いた。 前半はほのぼのしているのに対して、 後半のシリアスな展開と落差が凄い。 締めの婆様、相変わらずカッコ良かった。 (帯であらすじ出しているがいいのだろうかね?)
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。