2015-01-01から1年間の記事一覧

武家の女性

山川菊栄/著 岩波文庫 江戸末期の水戸藩で過ごした 著者の母親、千世の子どもの時代の武家の女性の 生活が書かれている。 とても質素な生活ぶりがうかがえる(江戸に住む町人の方が華やかそう) のと尊皇攘夷の頃の水戸藩の状態もよくかかれている。

いとしのムーコ 第8巻

みずしな孝之 講談社 ムーコお鼻つやつや。相変わらず可愛い。 れなが小学校入学。て、ムーコは現在何歳設定なのだろう? (季節を数えればわかるけど確認はしない。) しのはらさんの職業が判明してた。

きのう何食べた? 第11巻

よしながふみ 講談社 小規模的だが準レギュラーたちの 意外な一面が見えるエピソードがあったりで面白かった。 まあ、一番面白かったのはケンジの誕生日話だったりする。

スノーフレーク

大崎梢/著 角川グループパブリッシング 函館を舞台とした 青春ミステリもの。 途中恋愛小説なのか、という流れになったが 一応着地点はあってよかった。

セル (上)(下)

スティーヴン・キング/著 白石朗/訳 新潮文庫 911後のようなのだが、表紙の携帯電話のデザインが古くない? 上巻の進みは遅いが、下巻は一気に話が進む。 携帯狂人て表現アレだが、現代の方がもっと被害が広がりそう。 事件が発生した直後に飛行機墜落してい…

テラモリ 第2巻

iko 小学館 話が広がってきて面白くなってきた。 ヒロインも成長している。 メンズアパレルの知識もやさしく説明してるが 店舗の存在が危ういのかみたいなセリフが所々あって 不穏な部分もあるのが気になるところ。

know

野崎まど/著 ハヤカワ文庫JA 京都を舞台にした電脳SFもの。 タイトルにはいろいろな意味があるのだね とは読了後に感じた。

突変

森岡浩之/著 徳間文庫 あるとき町の一部が異世界へ移動してしまうSFもの。 『アンダー・ザ・ドーム』を思い起こさせる設定だけど 悪人らしい悪人が出てこないところや 異世界へ行った人たちの暮らしぶりが日本人らしくて なんか微笑ましかった。

わたしのサウンド・オブ・ミュージック

アガーテ・フォントラップ/著 谷口由美子/訳 東洋書林 現在も人気が続く 映画や舞台『サウンド・オブ・ミュージック』の モデルとなったトラップ家の長女による回想録。 映画等では、トラップ家にやってきた 2番目の母マリアが主役だが、そこでは見えてこない…

働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!

斎藤孝/著 文藝春秋 ご機嫌でポジティブに働くための方法。 読みやすいしわかりやすい内容。

アイ’ムホーム (上) (下)

石坂啓 小学館 記憶を失った男の物語。 今年ドラマ化もしている(そっちは観てないけど)。 記憶がない家族の顔が仮面に見えて 表情自体もわからない設定が面白かった。

激マン! マジンガーZ編 第3巻

永井豪&ダイナミックプロ 日本文芸社 マジンガーZ編、やっと雑誌連載も開始。 アニメもスポンサーが倒産しかかって 新たなスポンサー探しをしなければ等意外にも苦労が多かったようだ。

雪の断章

佐々木丸美/著 創元推理文庫 10代のときに読んでいたら読後感が変わりそう。 40年以上前の作品なので、 幼い少女を血縁のない青年が育てるという設定が なんとか出来たのだと思う。現代だと絶対無理。 雪の札幌とか幻想的な感じが強まる。

営繕かるかや怪異譚

小野不由美/著 角川書店 家に関わる怪異とそれをちょっと解決させる 連作短編集。 突如家に隠れているおじいちゃんの話が一番怖かった。 でも、これって家単独というより、物語の舞台となる 城下町一帯で霊現象が多いということになるような。

結婚相手は抽選で

垣谷美雨/著 双葉社 少子化対策のために<抽選見合い結婚法>が 実施されたという設定での話。 <抽選見合い結婚法>に該当される主要登場人物らが どう対処していくかというのが軸だが 思ったよりはコメディ路線だった。 テーマは重そうなのだが軽い読後感。

長門有希ちゃんの消失 第9巻

ぷよ 角川書店 オリジナルアニメBD付き限定版 。 まだアニメの方は見てないけど、アニメ最終回の続きの内容みたい。 話は、先輩が卒業式を迎えたりしてるので そろそろ話が終わりに近づいてきたようである。

イノサン Rouge 第1巻

坂本眞一 集英社 雑誌移籍をきっかけにタイトルも変更し 革命編スタート。 ミュージカルなど変な演出はなくてよかった。 最後の方で、首飾り事件のきっかけと フェルゼンが登場して話も順調に進んでいる。

先生と私

佐藤優/著 幻冬舎 中学生時代についての自伝小説。 かなり早熟した思考を持った中学生だが、 周囲の大人に恵まれていて自分の能力が伸ばされて羨ましい。

空の拳

角田光代/著 日本経済新聞出版社 ボクシングを通しての 成長青春小説。 とは全く知らずに読んだので今までの角田作品と 系統が異なり驚いた。

昭和の皇室をゆるがせた女性たち

河原敏明/著 講談社 皇族記者によるエッセイみたいなものだが、 ゴシップ度が高い。

風魔の小次郎 第6巻

車田正美 集英社文庫 完結巻。 でも、最終巻は同士討ちなうえに マインドコントロール合戦ってというツッコミな内容だった。

俺物語!! 第10巻

河原和音/作 アルコ/画 集英社 パティシエ話が単行本よりアニメで先にしてしまったので がっかりしていたのだが、その後の話が面白かったのでよし。 皆かわいいなあ。

楽園の蝶

柳広司/著 講談社 せっかくシチュエーションは 面白そうな素材なのにしり切れとんぼぽい 終わり方だった。映画は完成したのだろうか?

乙女の日本史 文学編

堀江宏樹、滝乃みわこ/著 実業之日本社 特に目新しさはなかったが読みやすい。 通勤時間に読むのにちょうどよかった。

応天の門 第4巻

灰原薬 新潮社 それぞれ不穏な空気が流れているのが 続いているが、その辺どうまとめていくのかが気になる。 業平の方が道真より年上なのか一枚上手なところもあり 和解のところがよかった。

重版出来! 第6巻

松田奈緒子 小学館 今回、校閲の話がピックアップされていて面白かった。 モデルの人がまんま似顔絵なのだが。 あと、初連載やっととれてよかったなあ。

人生相談。

真梨幸子/著 講談社 時系列がバラバラなのはともかく、 登場人物が多かったり途中名前をごまかしている人が 出てきたりして最終的なオチがわかりづらかった。

松本清張傑作選 憑かれし者ども―桐野夏生オリジナルセレクション

松本清張/著 桐野夏生/編 新潮文庫 <収録作品> 『発作』『鬼畜』『馬を売る女』 『密宗律仙教』『赤いくじ』 人気作家が松本清張作品をセレクトする企画。 どれも人間の欲望から何かに取り憑かれたかのように 犯罪に走る人々を書いている。

トクサツガガガ 第1〜4巻

丹羽庭 小学館 26歳くらいの人だと オタクだというのはオープンな人が周囲には多いので、 最初隠れオタクな仲村さんはアラフォーかと思った。。。 仲村さんすまん。 絵は荒いところもあるがストーリーは面白かった。

ジャーナリズム崩壊

上杉隆/著 幻冬舎新書 日本の新聞記者がジャーナリストではない というのはわかっていたが、 崩壊までしかかっているところまでいっているとはなあ。