2015-01-01から1年間の記事一覧

鹿男あをによし

万城目学/著 幻冬舎 現代の奈良バージョン、坊ちゃん かなと思ったらファンタジー展開になって驚いた。 しかも日本滅亡なるかもと規模まで大きくなってるわりには あっさり解決。

寄居虫女

櫛木理宇/著 角川書店 巧みに洗脳し支配して 家族同士を争わせる、という怖さがあるが これが現実の事件が元になっていると思うと 現実の事件の怖さがより増す。

まほろ駅前多田便利軒

三浦しをん/著 文藝春秋 漫画ぽいのだが、映像向けな作品。 (実際されてるが) 多田と行天は普段能天気な感じではあるが 悲しい過去があるところが特に。

高台家の人々 第4巻

森本梢子 集英社 時々過去話が入るため、現在編が 進んでいないようだがしっかり進んでいる。 4巻では木絵のおばあちゃんの妄想が一番笑えた。

わが名はヴィドック―犯罪者、警察密偵にして世界初の私立探偵の生涯とフランス革命時代

ジェイムズ・モートン/著 栗山節子/訳 副題こみだとかなり長いタイトル。 フランス革命前後を生きた ヴィドックの伝記本。ところどころ関係ない犯罪者の話が混じるためか ちょっと読みづらかった。 当時のフランスの警察体制がわかって面白い。

オレって老人?

南伸坊/著 みやび出版 南伸坊も60代、と老人の仲間入り。 老いに関するエッセイがまとめられている。 前からかもだが、奥さんとのエピソードが ちょくちょく入っているのが印象的だった。

赤いペガサス 全8巻

村上もとか 小学館文庫 FIグランプリ漫画。 主役が世界で数人しかいなボンベイ・ブラッド という特殊な血液型という設定。 リアルな絵柄の登場人物は実在だしレーシングチームも実在。 マシンの故障や人の死亡率がすごすぎでまさに命がけ。

町でうわさの天狗の子 第1〜7巻

岩本ナオ 小学館 ファンタジーだけど、天狗の子である少女が 普通の高校生活を送っている。 絵が少女漫画だが癖が強いので好き嫌いが別れそう。

ヒナまつり 第1〜9巻

大武政夫 エンターブレイン 一応SF要素もあるが、 日常ギャグ漫画といった方がいいのかな? ヤクザと超能力少女であるが。 ヒナのエピソードは純粋に笑えるけど アンズのホームレス話や瞳の労働話はちょっと。。。

図書館の主 第11巻

篠原ウミハル 芳文社 レギュラーキャラクターの子供たちが 少しずつ成長している。 11巻はどの話もきっちりまとまっていてよかった。

東京大学の学術遺産 君拾帖

モリナガ・ヨウ/著 メディアファクトリー 江戸末期から大正時代まで生きた 博物学者、田中芳男の情熱がつまった捃拾帖 (スクラップ帳)の一部を紹介。 たかが紙屑、されど紙屑。

からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち

マーガレット・ハンフリーズ/著 都留信夫、都留敬子/訳 近代文藝社 こちらも力作。二段組みで結構厚いのに一気に読めた。 イギリス暗部歴史。 1940年代から1960年代! まであった 子供移民についてのノンフィクション。 一介のフォーシャルワーカーの著者が …

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

石井光太/著 新潮社 戦後70年たって、本書で紹介されている人たちも どんどん亡くなっているだろう。 ということで、かなり貴重なノンフィクション。 東京大空襲で戦争孤児になった子供ばかりでなく 戦後直後に不良少年と呼ばれた家出少年たちも 浮浪児扱い…

テラモリ 第1巻

iko 小学館 web漫画出身の新人さん(確か)。 絵が綺麗かつギャグもシリアスも使い分けがうまくて アパレルお仕事漫画としても面白かった。

魔法使いの嫁 第4巻

ヤマザキコレ マッグガーデン エリアスの過去の一部が明らかに。 チセも魔法使いらしくなってきたが 次巻へ続くの件はチセはどう解決させられるのか。 学校通う件もどうなるのか。

帝一の國 第12巻

古屋兎丸 集英社 マヨネーズ帝国のコンビの野望が明らかになったり、 森園会長が感情むき出しのなったり 光明が大変なことなったりと話の面白さが戻ってきた。

あなたの人生、片づけます

垣谷美雨/著 双葉社 掃除(片付け)アドバイザーの女性と 彼女とと関わる人たちとの短編集。 本作はファンタジー色はなく読みやすかった。

ただいまラボ

片川優子/著 講談社 獣医学部の学生たちの連作短編集。 表紙のイメージどおりな内容。

プラダを着た悪魔 リベンジ! (上)(下)

ローレン・ワイズバーガー/著 佐竹史子/訳 早川書房 『プラダを着た悪魔』の続編。 前作から10年後の話で、アンディの結婚式から始まる。 上巻までは悪魔なミランダの影がちらつくが なかなか出てこないのに、アンディが情緒不安定すぎ。 下巻になってから話…

野蛮な読書

平松洋子/著 集英社 タイトルの「野蛮な」はどこが? どちらかというと上品な感じがした。 料理と読書のチョイス含め。

ブラック・ジャック 第8巻

手塚治虫 秋田書店 なにこの傑作選は、というくらい良作ばかりだった。 キリコが人の命を救う話が入っていたのでよかった。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 第3巻

浅野いにお 小学館 表紙の子が2巻であれになっていたのすっかり忘れていた。 あと、お兄ちゃんが外に出たのにびっくり。 人類滅亡まであと半年と出たのでここから急展開くるのかな?

白暮のクロニクル 第6巻

ゆうきまさみ 小学館 「羊殺し」の話がやっと動き出す! 「壁のない迷宮」編の犯人は読み返すと しっかり伏線が張ってあるのに感心する。 「羊殺し」の目的はなんだろう? 人造人間でも創ろうとしているのか というわけではないだろうが。

歌おう、感電するほどの喜びを!〔新版〕

レイ・ブラッドベリ/著 伊藤典夫、宮脇孝雄、村上博基、吉田誠一/訳 ハヤカワSF文庫 <収録作品> 『キリマンジャロ・マシーン』『お邸炎上』『明日の子供』 『女』『霊感雌鶏モーテル』『ゲティスバーグの風下に』 『われら川辺につどう』『冷たい風、暖か…

奇妙なアメリカ: 神と正義のミュージアム

矢口祐人/著 新潮社 ミュージアムを通してのアメリカの文化の一端を感じ取ると いったところか。日本だとありえないだろうミュージアムばかり 紹介されているが、アメリカらしいといえばらしいと納得する。

がっこうぐらし! 第6巻

海法紀光(ニトロプラス)/原作 千葉サドル/作画 最初、新章突入てなんだよと思ったが むしろ今までよりも話のテンポが早い。 由紀がしっかりしてきてるのに対し、 りーさんがどんどん壊れていくのが怖すぎ。

電子書籍を日本一売ってみたけれど、やっぱり紙の本が好き。

日垣隆/著 講談社 電子書籍エッセイ。2011年発行なので 今から見ると古い部分もある。 この著者の本は初読了だが、敵多そうな感じだなあと 思ったら、本書のことでいろいろやらかしていたみたい。

がっこうぐらし! 第1〜5巻

海法紀光/原作 千葉サドル/作画 アニメ化もしている。 比べると設定がいくつか異なる。 漫画の方が可愛い絵だがシリアスでホラー度も高め。 一応、5巻でひと段落ぽい感じ(まだ続いているが)。

パレス・メイヂ 第4巻 同人誌付き特装版

久世番子 白泉社 通常版がむしろなくてこっちのみ店頭にあったので。 まあ、1000円以内だったし。 本編は彰子様と御園の関係がますますキュンキュンなものに。 身分違いの恋にどう決着つけるのかねえ。 同人誌の中では番子さん自身のパロディが一番面白かっ…

ゴールデンカムイ 第4巻

野田サトル 集英社 二瓶鉄造があっさり退場。 黄金を狙う第7師団グループ、土方歳三グループの目的が はっきり見えてきた。 白石が土方歳三側に寝返るの? あと、結構ピンチでいいところで次巻へ。。。