九十九十九

九十九十九 (講談社ノベルス)

舞城王太郎/著 講談社

清涼院流水の小説の登場人物の

九十九十九をモチーフにした話らしい。

美しすぎて顔を見た人は皆失神してしまうという

突拍子もない設定は、元からある設定らしい。

元ネタの清涼院流水の小説を読んでいた方がより

面白いのかもしれないが、本書の中身は

いつもの舞城作品のノリなので元を

読んでいなくても問題はないと思う、というか特になかった。