2005-02-16 怒りの子 読書の記録_国内作家た行 高橋たか子 講談社文芸文庫 ああ、うっとうしい。 そんな人間関係の連続が、 あいまいな日本語ナンバーワンな京都弁で書かれている。 京都でも、「京都市」に何代も在住していないと 京都人じゃないらしい。 作者自身が京都出身であるのに、 京都人の嫌なところみたいなところが書かれていて、 京都への憧憬を持つ人にはこの本はいやになりそうだ。 そんな中、ねちっこさがない初子がなぜ爽やかなのか。 でも、なんでそうなのかは比喩ばかりでわかりにくく、 解説読んで理解できた。