2005-11-26 飢餓海峡 読書の記録_国内作家ま行 (上)(下) 水上勉 新潮文庫 裏表紙のあらすじ内容ばらし過ぎなのだが、 内容がわかっていても、ラストに感動。 戦後直後の混乱期から昭和30年前後を背景に起こった 殺人事件を軸に 八重の純粋さ、樽見の心の背景にある暗い闇、 刑事達の執念が、入り交じって大団円へ向って行く様が素晴らしい。