新装 世界の文学 セレクション36 13 C・ブロンテ

シャーロット・ブロンテ/著 河野一郎/訳 中央公論社

収録作品/『ジェイン・エア

子供の頃の漫画版(どこのかは不明)で読んだきり。

エミリーの『嵐が丘』は文庫化されているのに、

なぜこれはされないの?

紳士階級と家庭教師の恋愛小説でもあり、

お屋敷で謎の笑い声等のゴシック小説めいたところもあり。

ジェインとロチェスター、どっちとも美男美女じゃなかったとは。

「赤い部屋」は漫画でも印象あったから懐かしかった。

結構、偶然が偶然を呼ぶ展開なので先が読めやすい。

覚え書きの覚え書き:森薫『エマ』『シャーリー』という

タイトル、シャーロット・ブロンテが同タイトルの本を書いているので、

ここからきているのだろう。