古都

川端康成 新潮文庫

京都を舞台にした、立場の異なる双子姉妹の再会物語。

これを書いている当時の、川端康成自身病気で大変だったらしい。

そのためか物語の空気が不思議なものになっている。

あと、無名時代に少女小説を書いていた頃の

名残りがある気がする話の印象を受けた。