私は生まれる見知らぬ土地で

エィミ・タン/著 小沢瑞穂/訳 角川文庫

結構評価高いみたいだけれど、個人的には普通。

アメリカ生まれ育ちの中国系アメリカ人(主人公)と、

中国から移民してきた主人公の姉との違いは面白いけど、

途中からファンタジー(前世がどうたら系)になって驚きだよ。

主人公と姉との思い出話よりも、

確かに中国へ行ってからのほうが面白いが。

(明らかに中国の田舎の描写は外国人視点だけど)

訳の話だが、

中国語部分を漢字+北京語ルビという方法はいいのだけど、

地名や姓名はカタカナなのが、

たぶん再現がわからなかったかもしれないけど

中途半端な印象だよ。