目を擦る女

小林泰三 ハヤカワ文庫JA

<収録作品>

『目を擦る女』『超限探偵Σ』『脳食い』

『空からの風が止む時』『刻印』『未公開実験』

『予め決定されている明日』

デビュー作『玩具修理者』以来の読了。

この本のタイトルとと、デビュー作のイメージで

ホラー短編集かと思ったら、全てSF小説だった。

表作はホラーの要素もあるけれど、

八美の語る内容を本当だという解釈にすると、

SF設定の話なのだよな。