<収録作品>
『蓄音機』『亮の追憶』『一つの思考実験』
『電車の混雑について』『相対性原理側面観』
『子猫』『浮世絵の曲線』『二十四年前』
『解かれた象』『伊吹山の句について』『池』
『路傍の草』『備忘録』『怪異考』
『日本楽器の名称』『比較言語学における統計的研究法の可能性について』
『化け物の進化』『ルクレチウスと科学』『LIBER STUDIORUM』
『映画時代』『時事雑感』
寺田寅彦の本業は物理学者なので、
理系な随筆も多くこの巻もそういったのが大半。
一部流し読みしてしまったのもあるが、『電車の混雑について』
みたいな話は、現在も同様のことなので面白く読了。
通勤電車地獄は大正時代から普通にあったのか!