2006-07-17 戦中派復興日記 読書の記録_国内作家や行 山田風太郎 小学館 昭和26年、27年の日記。 戦後の日記は専業作家になってからか、 そう詳細に書かれていないので、地味な印象であるが、 この巻は啓子夫人との結婚前夜的な内容。 気になるのが、小学館はこの日記を全て実名のままで出してるの? 啓子夫人およびその家族への結婚へのアプローチと並行して、 別の女性とつきあっている形跡が……女性の名前(仮名)となってないけど まだ生存している人もいるのに大丈夫なのか? と余計な心配をしてみたり。 しかし一番すごいのは高木彬光の私生活みだれっぷりかもな。