悪魔のピクニック

タラス・グレスコー/著 仁木めぐみ/訳 早川書房

ここであげられているもの。

イェメベレントこと密造酒、ポピーシード・クラッカー、

未殺菌の牛乳で造ったチーズ、牛の睾丸料理、

アブサンキューバ製の葉巻、ホットチョコレート、コカの葉、

鎮静剤のペントバルビタール・ナトリウム。

上記のものは、国によっては禁制のもので、

著者はあちこちの国へ行って、最後の以外は摂取体験をしている。

最後のを体験していないのは、本当に死んじゃうから。

あと、上記の一部については、

法律で禁じている国に持ち込むという危ない実験もしている、

というあたり結構悪趣味な本といえる。

こういった禁制のものに惹かれる人の心理が見え隠れもしてる。