未来歳時記 バイオの黙示録

諸星大二郎 集英社

近未来? ものSF漫画。

バイオ戦争後の日本では、

遺伝子操作された食物が当たり前の世界となっていた。

そのうち、人の遺伝子が入った植物や動物が現れ……

という出だし。

一話完結だけど、連作短編扱いなので全話読み終わる事で

全ての世界が見えて来る構造となっている。

人までが動植物の遺伝子が入り込んでしまって、というのは

さすがにないかもしれないけれど、

鶏のキャベツや羊のカリフラワーみたいなのは

そのうち本当に出て来るのかもなあ。