昭和十二年の「週刊文春」

菊池信平/編 文春新書

といっても昭和十二年当時は『週刊文春』は存在していない。

代わりに、似たような月刊誌『話』というのがあり

その記事を編集し直したのが本書。

日中戦争支那事変)の年なのだが、

戦時ネタと平時ネタが交差している所が面白い構成。

まだこの頃の人たちは戦争に対して冷静だったんだ。