「月給百円」サラリーマン

岩瀬彰/著 講談社現代新書

戦前小説を読む際の参考本として読了。

副題は<戦前日本の「平和」な生活>。

とはいっても、学歴差別や職業差別による

収入格差は現在よりもひどかったり。

だからサラリーマンでも、

共働きだと女中さん雇えたりするんだって。

大正時代もバブルがあって大恐慌で不況になったり

歴史は繰り返すというのがよくわかる。

ちょっと現在の世相と似てるかも。

ちなみに「月給百円」については

現在の価格にする場合は2000倍で計算して

「月給二十万」となるみたい。