ヒジュラ 男でも女でもなく

セレナ・ナンダ/著 蔦森樹+カマル・シン訳 青土社

ヒジュラを初めて知ったのは西原理恵子の漫画だった。

その時は女装した男性の集団? ていうくらいの認識だった。

(漫画は、サイバラがインドで

ヒジュラの家でホームステイして、

ヒジュラ祭りに参加という内容だったな)

で、インドのヒジュラと呼ばれる人々は、男性でもなく女性でもない

半陰陽というか両性具有的な第三の性として存在しているということ。

ヒンズーもイスラムでも存在を認められてて、

カースト制度から外れた身分らしいこと。

とはいっても、職業はヒジュラ専門のものしか就けないので

ヒジュラカースト制度がある感じらしい。

等、謎につつまれていたヒジュラのことについて、

この本は学術書なんだけど全く知識ない人が読んでも

とてもわかりやすく説明されていた。