フロスト気質 (上)(下)

 

R・D・ウィングフィールド/著 芹澤恵/訳

フロスト警部シリーズ4作目。

作者亡くなっているので、残り未訳本はあと2作。

ますます話が長くなって上下本になって

登場人物も事件発生数もその分増加してるけど

全く気にならずに読了。

仕事中毒で相当下品なのに人情派ていう所がいいのかな。

捜査は行き当たりばったりだから推理ものとして読むよりも

エンタテイメント小説として、

フロストの行動に身を委ねて読んだ方が楽しいと思う。

誘拐、窃盗、殺人……とほぼ同時多発で起こる

イギリス地方にあるデントン市、架空の街とはいえ

治安悪すぎではないの? とは思ったけど。