猫のパジャマ

猫のパジャマ

レイ・ブラッドベリ/著 中村融/訳 河出書房新社

<収録作品>

『序文-ピンピンしているし、書いている』

『さなぎ』『島』『夜明け前』

『酋長万歳』『ふだんどおりにすればいいのよ』

『まさしく、オロスコ! シロイロス、然り!』『屋敷』

『ジョン・ウィルクス・ブース/ワーナー・ブラザーズ/MGM/NBC葬儀列車』

『用心深い男の死』『猫のパジャマ』『三角関係』

マフィオーソ・セメント・ミキサー』『幽霊たち』

『帽子はどこだ、急ぎはなんだ?』『変身』『ルート66』

『趣味の問題』『雨が降ると憂鬱になる(ある追憶)』

『おれの敵はみなくたばった』『完全主義者』

『エピローグ-R・B、G・K・C&G・B・S永遠なるオリエント急行

大量、といっても一編が長くないので読みやすい

新旧織り交ぜ短篇集。

カバーは外すと猫の顔になります。

SF系のみでなく普通小説の短篇も多め。

『さなぎ』などのっけから人種差別がテーマの物語だしな。

基本叙情系な中にぞっとするのがあったり、

暖かななかにクールなのありとバラエティ富んでいた。