ねじまき鳥クロニクル 全3冊

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫) ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

村上春樹/著 新潮文庫

短篇『ねじまき鳥と火曜日の女たち』が第1章の元なのは

読んですぐ気づいた(登場人物の名前が違ったりするが)。

猫のワタヤ・ノボルの失踪がきっかけで、

妻クミコも家出をして、オカダ・トオルの周囲で奇妙な出来事が

次々と起こる。なんだか話が迷宮みたいな複雑さのような感じがして

読むのに結構時間かかった。

村上春樹なので特に長編の場合は

ラスト大団円なわけないのはわかってたが、相変わらずスッキリしないな。

そこがいいのかな。