ルーズベルトの刺客

西木正明/著 新潮文庫

太平洋戦争前夜の<魔都>上海を舞台に巡る

ルーズベルト暗殺計画への陰謀。

満州の一部にユダヤ人国家建設という案があったらしいのが驚きだ。

ルーズベルト暗殺計画に関わる人物らと関わっていながらも、

戦争とほとんど無縁で過ごした

天才的ダンサー・マヌエラこと山田妙の存在が強烈。

内容は95%ノンフィクションらしいが、

関係者の写真が載っていればもっと臨場感でてきただろう。