ガラスの城の子どもたち

ガラスの城の子どもたち

ジャネット・ウォールズ/著 古草秀子/訳 河出書房新社

ニューヨーク在住の人気コラムニストの

機能不全家族のなかの子ども時代についての自伝。

両親が悪者ではないけど、子育ての責任を全く果たせていなくて、

現代だったら虐待親と認定されるだろう。

それでも、大人になっても家族愛があるに驚かされる。

ジャネットはじめ、他のきょうだいたちが頭の良い子どもたちだったので

子ども時代を生き抜き、貧困から脱出できていたのにほっとしたものだ。

(といっても末っ子は危ういところまで落ちていたが)