2010-04-26 ガラスの城の子どもたち 読書の記録_国外作家あ行 ジャネット・ウォールズ/著 古草秀子/訳 河出書房新社 ニューヨーク在住の人気コラムニストの 機能不全家族のなかの子ども時代についての自伝。 両親が悪者ではないけど、子育ての責任を全く果たせていなくて、 現代だったら虐待親と認定されるだろう。 それでも、大人になっても家族愛があるに驚かされる。 ジャネットはじめ、他のきょうだいたちが頭の良い子どもたちだったので 子ども時代を生き抜き、貧困から脱出できていたのにほっとしたものだ。 (といっても末っ子は危ういところまで落ちていたが)