2010-05-14 ハーモニー 読書の記録_国内作家あ行 伊藤計劃/著 早川書房 表紙が手に取りづらくて損だよな……。 それに、冒頭が女子高生の会話なのも抵抗ある人はあるだろう。 (話が進むにつれ、語り手は大人なのがわかってくるが) 次第に読み進むと、ユートピアとディストピアの 紙一重差が巧みなのがわかってくるのであった。 ハーモニーがある世界は楽かもしれないけど、不気味である。