2010-05-23 グロテスク 読書の記録_国内作家か行 桐野夏生/著 文藝春秋 文庫版も出ております。 最初から最後まで悪意に満ち満ちていて いやーな気持ちのまま読了。 複数の人物による手記、語りで構成されているが、 全員どこか壊れていて人の一線を超えた怪物ばかりで気味が悪い。 でも、怖いもの見たさで読むのが止められなかった。 登場人物の一人、和恵のモデルは 明らかに東電OL殺人事件の被害者ってわかるくらいな ほんの少しの変更設定でよいのか?