2010-06-06 柔らかな頬 読書の記録_国内作家か行 桐野夏生/著 講談社 どうしようもなく 自己中心的でやりきれない人ばかり出てきて疲れた。 理性よりも本能にある意味忠実なのかもだが。 特に、失踪した幼女の母であり本作のヒロインのカスミが その傾向が顕著であるので、不幸なのにあまり共感できず。 失踪した幼女がどうなったかという推測のような妄想が 何パターンか出ていたが、結局どれが正しいのかは 読者にゆだねるのかなあ?