親を殺した子供たち

親を殺した子供たち

エリオット・レイトン/著 木村博江/訳 草思社

子どもによる家族殺人が起こる背景を探る研究書。

その大半が、中流家庭ばかり。

どちらかもしくは両方の親が独裁的で

子どもを徹底的に肉体もしくは精神を痛めつけている。

いずれも将来的に殺人は起こると、

何例かはカウンセラーに予言されていたくらいだ。

日本の事例も紹介されている。

ここでは殺人という事例だけど、

子どもによっては自殺で親と縁切りする場合も十分ありうる。

考えさせられる本である。