2010-08-10 親を殺した子供たち 読書の記録_国外作家ら・わ行 エリオット・レイトン/著 木村博江/訳 草思社 子どもによる家族殺人が起こる背景を探る研究書。 その大半が、中流家庭ばかり。 どちらかもしくは両方の親が独裁的で 子どもを徹底的に肉体もしくは精神を痛めつけている。 いずれも将来的に殺人は起こると、 何例かはカウンセラーに予言されていたくらいだ。 日本の事例も紹介されている。 ここでは殺人という事例だけど、 子どもによっては自殺で親と縁切りする場合も十分ありうる。 考えさせられる本である。