ジェイン・オースティン、セス・グレアム=スミス/著
安原和見/訳 二見文庫
良い意味でくだらない本。
シュールなイラストも更に馬鹿馬鹿しさに輪をかけてるよ。
内容はオースティンの『高慢と偏見』にほぼ忠実。
なのだが、ただ違う事はゾンビが英国中にはびこり、
エリザベスやダーシーが
東洋で修業したカンフー戦士という設定に大笑い。
味づけのゾンビがなぜか魅力的なんだな。
京都で修業できたり忍者を雇い人にしてるのに
日本人として鎖国どうした? と疑問に思うが
(あと中国は中国と国名を表現してるのとかも)
これもゾンビのせいと理由づけて鎖国なくなったと解釈すればいいか。