金輪際

金輪際

車谷長吉/著 文藝春秋

<収録作品>

『静かな家』『金輪際』『白黒忌』

花椿』『ある平凡』『児玉まで』

『変』

表題の金輪際という言葉は仏教語が元だそうな。

車谷長吉の小説はどれも人間の情念と毒が深いなあと思う。

芥川賞落選した際の五寸釘事件が書かれていたのは『変』だったのか。