粘膜人間

粘膜人間 (角川ホラー文庫)

飴村行/著 角川ホラー文庫

2008年日本ホラー小説大賞 長編賞受賞作。

戦時下日本(といっても架空の)の

とある村で起こる惨劇。

普通に妖怪が人間世界で認知されていたりして

本作では河童が重要役割を担う。

グロテスク描写がひどく続く話であるが、

感情移入できそうもない登場人物ばかりなためか

外側から眺めるという感じで読めたのでそれほど抵抗感はなかったかな。