粘膜蜥蜴

粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)

飴村行/著 角川ホラー文庫

デビュー作『粘膜人間』と同じくパラレル日本戦時下が舞台。

今回は東南アジアでのゲリラ戦があったりしたり、

単なるグロ小説ではない感じ。(といってもグロだけど)

戦前の冒険小説と怪奇小説が混じったようなノリだよなあ。

本作は前作みたく悪人ばかりではなかったりするけど

特に爬虫人の富蔵が健気だ。