こちらニッポン… (上)(下)

小松左京/著 角川文庫

家にあった未読本を追悼の気持ちもあって読んでみた。

突然、全世界のほとんどの人間が消えてしまった世界。

「消え残り」の人々が奮闘する物語。

黒電話や無線で人を探すところは、今だとネットなのかな。

結構面白いのだが、

主人公が結論する人間消失の謎の答えが拍子抜けするのが残念。