スティーブン・キング/著 白石朗/訳 文藝春秋
キングの著作では三本の指に入る厚さだそうだ。
突然、透明の<ドーム>に覆われてしまった町の厄災のストーリー。
各登場人物の死亡フラグがわかりやす過ぎなのはわざと?
今回のキング女子供老人等弱者に対しても容赦なし。
所々、クライマックスな感じの出来事が続くがそれが上巻の途中だったり
下巻のはじめだったりで、結末がどうなるか予測もつかなかった。
でも、ドームの正体には拍子抜けな感じ。
本書は今年の4月に発行されているけれど、
震災後の記憶が生々しい頃ではとても読めなかったろうなあ。