苦役列車

苦役列車

西村賢太/著 新潮社

<収録作品>

苦役列車』『落ちぶれて袖に涙のふりかかる』

表題は前回の芥川賞受賞作。

私小説ものだけど、大半の人は不快に感じそうな話。

ここで書かれている時代がバブルの頃だとは

作者の年齢を見ないと到底気づかないだろうなあ。

個人的には狂気が足りないのが不満。