死体はみんな生きている

死体はみんな生きている

メアリー・ローチ/著 殿村直子/訳 NHK出版

日本と欧米との遺体に関する感覚の違いが

とてもよくわかる本。

アメリカでは献体された遺体が大学病院とかに行くのはともかく、

自動車事故に対する実験体になったりするとは。

内容は深刻ではなく方向としては「死体はヒーロー」というユーモア系なノリである。

人によっては不謹慎に感じるかもしれないが。

散骨は土には還らないらしく実はエコではないので

肥料にする方法について研究されているというのは現代的。