2012-06-13 忘れられた花園 (上)(下) 読書の記録_国外作家ま行 ケイト・モートン/著 青木純子/訳 東京創元社 意外にも正統なゴシックロマンスで満足。 1913年のオーストラリア行きの船にたった一人で乗船していた 身元不明の少女。その少女の孫にあたる女性が 祖母が何者だったかという謎の解明のため、1970年代に祖母が購入した コテージがあるイギリスへ旅発つ。 途中、庭の描写が『秘密の花園』を連想させかつ関連したエピソードも出てくる。 細かい矛盾も確かにあるが、その当たりは目をつぶってもよいだろう。