侍女の物語

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)

マーガレット・アトウッド/著 斎藤英治/訳 ハヤカワepi文庫

テロかクーデターが起きて男性優位社会になった、

近未来のアメリカと思われる国での女性の物語。

女性の権利が奪われ「妻」「小母」「女中」といった

限られた役割しか持たされない。その中で「侍女」は文字通り

<子供を産む機械>扱いされている。

まさにディストピアな世界観だが、

全くありえなさそうな内容なのが恐ろしかった。

名作なのにまた絶版だかで入手困難なのは残念。