悪意の糸

悪意の糸 (創元推理文庫)

マーガレット・ミラー/著 宮脇裕子/訳 創元推理文庫

1950年代のアメリカって上り調子なイメージあるが、

自立した女医が主役なのに、

女性はまだ弱者的立場だというのが本書でわかる。

人の善意よりも悪意が勝ってじわじわ嫌な展開への

持っていく流れが上手い。