「八月の砲声」を聞いた日本人 ― 第一次世界大戦と植村尚清「ドイツ幽閉記」

「八月の砲声」を聞いた日本人 ―  第一次世界大戦と植村尚清「ドイツ幽閉記」

奈良岡聰智/著 千倉書房

第一次大戦大戦のときにドイツに在住していた

日本人がどうなったかという貴重な資料集。

当時の日本はドイツをお手本にしている学問等多く、

留学生が多かったりするのもだが、旅芸人もいて

結構バラエティに富んでいた。

後半の、実際にドイツに抑留された植村尚清の

「ドイツ幽閉記」の手記はかなり生々しい資料。