次郎物語 第一部

次郎物語(第一部) (偕成社文庫4042)

下村湖人/著 偕成社

自伝小説面白いよね、ということで

こちらも読み出した。

母親の方針で里子に出された次郎の

複雑な環境が、『しろばんば』も複雑だったが

こちらの方が痛ましい印象を受けた。

次郎もそんな環境で手のつけられない子どもだったのが

徐々に成長をしていく様がいじらしい。