魔使いの呪い

魔使いの呪い (sogen bookland)

ジョゼフ・ディレイニー/著 金原瑞人、田中亜希子/訳 東京創元社

前作で人物像がわかってきたので

本作(シリーズ二作目)はだいぶ読みやすくなった。

今回は悪霊だけではなく人間側でも

主人公側を迫害しようとしていて、

途中誰が死亡してもおかしくないほどハードな展開だった。

現実にあった異端審問と同じ残虐なエピソードもあり。

魔使いと主人公の母の過去が少し明かされるが

さらに今後深掘りされそう。