次郎物語 第三部

次郎物語(第三部) (偕成社文庫4044)

下村湖人/著 偕成社

次郎中学生編。

第一部からやたら次郎を目の仇にしていた

本田のおばあさんはずっと憎らしい存在だったが、

次郎の精神の成長によって

やや憎らしさがやわらいできて、話の不安材料が減って良かった。

また、継母の実家の人や中学校の先生など

次郎によい影響を与える人々が増えてきているのもほっとする。