陳浩基/著 稲村文吾/訳 早川書房
<収録作品>
『藍を見つめる藍』『サンタクロース殺し』『頭頂』
『時は金なり』『習作 1』『作家デビュー殺人事件』
『沈黙は必要だ』『今年の大晦日は、ひときわ寒かった』『カーラ星第九号事件』
『いとしのエリー』『習作 2』『珈琲と煙草』
『姉妹』『悪魔団殺(怪)人事件』『霊視』
『習作 3』『見えないX』
著者デビュー10周年自選短編集。
本格ミステリのみならず、SFやホラー、ユーモア系など
器用に書きわけができている。
長編のみ読んだことなかったが、短編も面白い。
なお、日本カルチャーが普通に語られているところが
欧米小説と違う楽しみがあった。