白魔の塔

白魔の塔

三津田信三/著 文藝春秋

『黒面の狐』の続編がまさか出るとは。

物理波矢多(もとろい はやた)が炭鉱夫から灯台守へ転職して

その赴任先へ行った際の怪異。

前作は、ホラー風ミステリなので今回のそうかと思いきや

ホラー風ミステリホラーだった。

前作もだが、戦後直後の灯台の仕事をよく調べられている。