2019-12-15 悪医 読書の記録_国内作家か行 久坂部羊/著 朝日新聞出版 末期ガンに直面する医師と患者 それぞれの視点で書かれる物語。 医師のいうことももっともだが患者側が 動揺する突き放すような説明は良くないなあと思う。 患者の小仲の精神が不安定なためか 何かとんでもないことする方向へ行かないかハラハラした。 介護NPOの稲本が最初胡散臭くて悪い展開になるかと 思いきやいい人だったと次第にわかるが それは小仲視点で見ていたためなのだなあ。 医師の森川が悩みをずっと抱えていたのも良心的でよかった。