占領都市 TOKYO YEAR ZERO II

占領都市 TOKYO YEAR ZERO II

デイヴィッド・ピース/著 酒井武志/訳 文藝春秋

様々な人々の視点で帝銀事件が語られる。

『藪の中』モチーフらしいので

結末は曖昧である。

前作もそうだが、独特文体なところが読みづらい。

今回は特に刑事の手帳部分が読みづらすぎて

飛ばしてしまった。まあ、その部分は

帝銀事件の事件発生から容疑者逮捕までの

流れの説明みたいだったようで、

その部分は知っているから問題なかったかも。