探偵は女手ひとつ

探偵は女手ひとつ

深町秋生/著 光文社

山形が舞台で当たり前だけど

山形弁バリバリな連作短編集。

タイトルどおり、元警察官で探偵業をしている

シングルマザーが主人公。

今まで読んだ深町作品に比べると

すごくハートウォーミングな内容であった。

暴力シーンは結構あるのだが。

どこかで、主人公の娘が悪者に人質にされて

という展開が出てくるかと戦々恐々していたが

そんなことも全くなくて安心した。