2008-03-08から1日間の記事一覧

レキシントンの幽霊

村上春樹 文春文庫 『レキシントンの幽霊』『緑色の獣』『沈黙』 『氷男』『トニー滝谷』『七番目の男』 『めくらやなぎと、眠る女』 1990年代の作品集。 語り手が「ぼく」じゃないので、連続して村上春樹作品を読んでいると 違和感ありありだ。特に女性が語…

パン屋再襲撃

村上春樹 文春文庫 <収録作品> 『パン屋再襲撃』『象の消滅』『ファミリー・アフェア』 『双子と沈んだ大陸』 『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界』 『ねじまき鳥と火曜日の女たち』 なぜか、…

スプートニクの恋人

村上春樹 講談社文庫 小学校教師の「ぼく」が友人の すみれの恋の顛末を語っている。 とても違和感ありの内容だったが、 これは「ぼく」という視点にはなっているが、 女性の恋愛小説だからだろうか。