村上春樹 文春文庫
<収録作品>
『パン屋再襲撃』『象の消滅』『ファミリー・アフェア』
『双子と沈んだ大陸』
『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界』
『ねじまき鳥と火曜日の女たち』
なぜか、書かれた時期、掲載誌バラバラなのに、
ここで収録されている作品にはいろいろな役割をもつ
「ワタナベノボル」が登場している。そこが共通点か。
個人的には、1980年代に書かれたものが好みみたい。
『パン屋再襲撃』『ねじまき鳥と火曜日の女たち』は同じ主人公。
結構不条理的な世界なので、こういうの好きだ。
『双子と沈んだ大陸』は『1973年のピンポール』と
『羊をめぐる冒険』の間の物語だった。